灯争大戦で入りそうなカード
こんばんは。
灯争大戦が発売され、高いカードパワーやイラスト違いで盛り上がっていますね。
今回は新しいエキスパンションで採用される可能性のカードの紹介です。
樹上の草食獣
樹上の草食獣/Arboreal Grazer - MTG Wiki
スポイラーで公開された段階でヴァラクート界隈で話題になったカードです。
メリット
・3キルが可能になる
・アグロ耐性が大幅に上がる
・1t着地の場合2t目以降の動きに柔軟性が高くなる
デメリット
・ハンドに土地が無い場合意味が無い
・山ではない
まずはメリットから1つずつ書いていきます。
3キルが可能になる
タイタンシフトは想定キルターンが4〜5tのため、モダンの中では低速寄りの中速のデッキです。そのようなデッキで3キルが出来るようになるのは非常に大きな意味を持ちます。
パッと思いついたルートとしては
ルート1
1tセットランド→明日への探索(エンド時土地1)
2tセットランド→探検→樹上の草食獣cip(エンド時土地4)
3t明日への探索解決→セットランド→タイタンor2マナランパン挟んで風景の変容
ルート2
1tセットランド→樹上の草食獣のcip(エンド時土地2)
2tセットランド→2マナランパン→樹上の草食獣のcip(エンド時土地5)
3tセットランド→タイタンor2マナランパン挟んで風景の変容
という感じです。
確定でタップインとなるのでフェッチランドやバトルランドもタップインになります。そのためその後の土地サーチをより慎重に行う必要があります。
アグロ耐性が大幅に上がる
デッキ紹介やサイドカードの記事でも書きましたがアグロ系のデッキに対して不利がつきます。
タフネス3で到達を持っているため、序盤の猛攻をしのいで相手のキルターンの延長に繋がり、相性差が少し改善されます。
1t着地の場合2t目以降の動きに柔軟性が高くなる
1tに着地した場合は2tのセットランドで土地3からスタートのため、
・明日への探索待機
・2マナランパン
・3マナランパン
・1マナ除去
・3マナ全体除去
・軽量のサイドカード
と選択肢が一気に広がります。
今までのタイタンシフトの2tではランパンをキャスト、もしくはサイドカードを設置するため遅れを取ることを多かったため、これは大きな進展です。
次にデメリットについてです。
ハンドに土地が無い場合意味が無い
当たり前ですがハンドに土地が複数枚あることが前提となります。後引きした時にとりあえず出すけど加速しない、というのは十分に考えられます。
山ではない
山もしくは山にアクセスできるカードを引けば勝ちという盤面は頻発するのでこのデメリットが一番辛いです。
一般的なリストから考えると山にアクセス出来ないカードは
・ヴァラクート4
・森2
・虹色の全兆1
・除去4〜6
となります。
樹上の草食獣は1枚で盤面に大きく影響するカードではないため、複数採用することを前提するカードです。ここに追加すると山にアクセス出来なくてそのまま敗北してしまう可能性も大きく上がってしまいます。
個人的には3キル出来るとはいえ、15〜20回回して1回くらいな上に安定感に欠けるので現状は採用しない方向で考えています。
仮に採用するならば土地を28〜29まで伸ばして土地がハンドに加わる3マナランパンを少し多めに採用する形になると思います。
爆発域
タイタンシフトだと1〜2マナ域に脅威となるカードが集中しています。土地のため、打ち消されない上にハンデスの影響を受けないため優秀な除去です。
採用する場合メインボードだとキープ基準にならないのとノイズになる可能性があるため、サイドボードに1枚だけ採用するのが丸いと感じています。
その際は約束の刻(約束の刻/Hour of Promise - MTG Wiki)も採用しいつでもサーチ出来るようにするといい感じに回ると思います。
コントロールが多い場合はこの枠をすべてを護るもの、母聖樹(すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All - MTG Wiki)に変えるのもありです。
こんなところでしょうか
灯争大戦で得られたカードは他のアーキタイプと比べると少し少ないですが構築しがいのあるカードが増えたと思います。
良いタイタンシフトライフを！
それでは。
