こんばんは。
今回はみんな大好き桜族の長老の使い方についての紹介です。
桜族の長老とは
Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。1/1
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder - MTG Wikiより引用
桜族の長老はタイタンシフトにとって無くてはならない重要なカードです。
- 召喚士の契約でサーチできる
- 相手クリーチャーのダメージを1回だけ無効化しながら土地サーチできる
- 能動的に墓地へいける
- 起動にマナを必要としない
パッと思いつく良い点を挙げるだけでもこれだけ出てきます。モダン最強の土地サーチカードと言っても過言ではないです。
普段は相手のクリーチャーのアタックをブロックし、ダメージ解決前や相手ターンのエンド時に起動するかと思いますが、いくつか例外があるので今回はそれの紹介です。
着地後に即起動しないといけないマッチアップ
着地後に即起動しないといけないマッチアップがいくつかあります。具体的には下記のものです。
- 死の影戦
- リビングエンド戦
それでは1つずつ見ていきましょう。
死の影戦
自分のライフを削り、死の影(http://mtgwiki.com/wiki/死の影/Deaths_Shadow)を育てる死の影デッキ相手には色を問わず(現在の環境だとグリクシス、エスパー、マルドゥ)着地したら即起動すべきです。
理由は即起動しないと桜族の長老を対象に四肢切断(四肢切断/Dismember - MTG Wiki)が飛んでくるからです。
不特定マナ1つで4点ライフを削ってしまうのは相手の手助けにしかなりません。必ず着地したらすぐに起動し、四肢切断を打たせないようにしましょう。
また青が絡む死の影デッキは基本的に打ち消しは頑固な否認(頑固な否認/Stubborn Denial - MTG Wiki)がベースとなるので桜族の長老と非クリーチャー系ランパンがあった場合、桜族の長老から打つと有利になりやすいので合わせて覚えておきましょう。
「細かいことに構っていられるほどティムールは悠長ではない」らしいですがタイタンシフトにとって色を問わず死の影デッキは大きく不利がつく相手なので細かいところを徹底しましょう。
リビングエンド戦
死せる生(死せる生/Living End - MTG Wiki)を使い、ファッティをリアニメイトするリビングエンド戦も死の影デッキと同様に着地後に即起動しなければなりません。
理由は悪魔の戦慄(悪魔の戦慄/Demonic Dread - MTG Wiki)の対象になること、起動せずに待っても起動スタックで他の続唱スペルを打たれるためです。
相手のファッティに殴られた場合1〜2回の戦闘で敗北してしまうため、こちらのフィニッシャーを出せるまで出来る限り遅延させる必要があります。
しかし、サイドボード戦などでは相手が土地を伸ばしてファッティを素出ししてくるプランもあるのでその際はブロックしてから起動するようにしましょう。
また基本地形を中心にサーチして大爆発の魔道士(大爆発の魔道士/Fulminator Mage - MTG Wiki)から回避する事が重要です。有利なマッチアップですがしっかり対策してキッチリ勝ちを拾いにいきましょう。
盤面を確認し、起動するか判断するマッチアップ
次に盤面によって起動するかが変わるマッチアップです。以下のものとなります。
- ボロスバーン戦
- アゾリウスコントロール戦
- 黒が絡むミッドレンジ戦
それでは1つずつ見ていきましょう。
ボロスバーン戦
ボロスバーン戦は戦場にゴブリンの先達(ゴブリンの先達/Goblin Guide - MTG Wiki)、僧院の速槍(僧院の速槍/Monastery Swiftspear - MTG Wiki)がいる場合はブロックし、ダメージ解決前に起動するようにしましょう。ボロスバーンにおいて一番怖いのはクリーチャーによる恒常的な火力です。
逆にいなかった場合は着地後に即起動し、焼尽の猛火(焼尽の猛火/Searing Blaze - MTG Wiki)を打たれるリスクを減らしましょう。
焼尽の猛火はクリーチャーとプレイヤーの2つを対象にしているため、片方でも欠けているとキャストする事ができません。しかしキャスト後に桜族の長老を起動しても両方不適正ではないので立ち消えせず、そのままダメージが入るため相手の勝利に大きく貢献してしまいます。
青白を中心としたコントロール戦
ボロスバーン戦では盤面から判断していましたが、青白を中心としたコントロール戦の場合は手札から判断していきます。
手札にフィニッシャーが複数ある場合は相手のターンのエンド前に起動し、フィニッシャーを最速ターンかつ複数ターンに渡って連続でキャストしましょう。コントロール戦の最大の対策は相手のカウンターが無くなるまでマストカウンターを叩きつけることです。
逆にフィニッシャーがいない場合は長期戦を見越して1点クロックとして運用し、チクチク削っていきましょう。時間が経てばヴァラクートや死者の原野の誘発条件が達成されてそのまま押し切る事が可能です。
同じ要領でサイドボード戦では再利用の賢者を割る対象が無くてもプレッシャーをかける意味で出すのも重要です。
黒が絡むミッドレンジ戦
基本的にはゴルガリ、ジャンドを指します。他のミッドレンジやアグロ戦のようにブロック後、相手ターンのエンド時に起動するのが基本ですが例外もあります。
ヴェールのリリアナ(ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil - MTG Wiki)の-能力のサクリ台として残したり、奥義達成を阻止するために生き残らせる場合があります。
-能力は死者の原野の誘発でも回避する事が可能なので現在ではレアケースになっています。
以上です。
他の細かいパターンもありますがとりあえずこれだけ覚えておけば問題ないです。
桜族の長老の細かい使い方を覚えて勝ち星を増やしていきましょう。
個人的にエラーカードが好きなのでいつか花が咲いた桜族の長老(カード画像→長老の花)も手に入れたいですね。
それでは良いタイタンシフトライフを!