こんばんは。
今回はいつもの紹介記事ではなく、ブログのタイトル通り個人的な思考メモです。
なので「うどんのクソ野郎はこんな事を考えてたんだな、ふ〜ん。」、「そもそもこれ間違ってない?」と軽く考えてもらえたらと思います。
正直ライブラリーアウトに詳しい人が踏み込んで考えたらさらに良いサーチ先が見つかると思います。
対称な対応とは
Scheming Symmetry / 対称な対応 (黒)
ソーサリープレイヤー2人を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーからカード1枚を探し、その後自分のライブラリーを切り直し、そのカードをその一番上に置く。
MtGwikiより引用(対称な対応/Scheming Symmetry - MTG Wiki)
タイタンシフトの天敵である「青黒ライブラリーアウト」が採用しているカードです。
「探す」というところがミソです。大抵その後に条件を達成した書庫の罠(書庫の罠/Archive Trap - MTG Wiki)をぶっ放してきます。
青黒ライブラリーアウトにとって廃墟の地(廃墟の地/Field of Ruin - MTG Wiki)に続く書庫の罠の条件を達成しやすくするカードです。
何をサーチするか
さて本題です。ここで対称な対応が打たれた時の状況を以下の4つ考えてみました。
- メインボード戦もしくはサイドボード戦で夏の帳が手札に無い時
- サイドボード戦で夏の帳が手札にある時
- サイドボード戦で夏の帳が手札にあり、相手が催眠の宝珠を設置している
- サイドボード戦で夏の帳が手札にあり、相手が催眠の宝珠を設置済かつ死者の原野が既に戦場にある
それでは1つずつ考えてみましょう。
メインボード戦もしくはサイドボード戦で夏の帳が手札に無い時
○手札に無い種類のフェッチランド、死者の原野
×ヴァラクート、手札に既にあるフェッチランド、フィニッシャー2種
メインボードにはライブラリーアウト側への干渉手段が皆無なため、なるべくフィニッシャーやヴァラクートを守る期待値を上げる動きをすべきだと考えてます。
手札に無い種類のフェッチランド、死者の原野はこれ単体では仕事をしないため、書庫の罠などを打たれても1枚分フィニッシャーやヴァラクートを落ちる可能性を下げられると考えました。
また書庫の罠の後に外科的摘出(外科的摘出/Surgical Extraction - MTG Wiki)や根絶(根絶/Extirpate - MTG Wiki)を打たれても影響が少なくなる可能性がある(どちらも微々たるものではあるが)。
サイドボード戦で夏の帳が手札にある時
○今の手札に一番欲しいもの、不屈の追跡者などのクロック
青黒ライブラリーアウト側は基本的にプレイヤーを対象とするスペルで構成されているため、夏の帳(夏の帳/Veil of Summer - MTG Wiki)でその場しのぎをする事が可能です。
また青黒ライブラリーアウト側は不屈の追跡者(不屈の追跡者/Tireless Tracker - MTG Wiki)などの軽めかつパワーが高いクロックを用意されると厳しくなる場合が多いため、手札に応じて柔軟にサーチするようにしましょう。
サイドボード戦で夏の帳が手札にあり、相手が催眠の宝珠を設置している
○手札に無い種類のフェッチランド、死者の原野
×ヴァラクート、手札に既にあるフェッチランド、フィニッシャー2種
メインボード戦などと同じです。催眠の宝珠(催眠の宝珠/Mesmeric Orb - MTG Wiki)はアップキープ誘発なので夏の帳など関係無しにどんどん落としていきます。
不要なものを積みましょう。
サイドボード戦で夏の帳が手札にあり、相手が催眠の宝珠を設置済かつ死者の原野が既に戦場にある
○名称カウントが稼げないかつピン刺しではない土地
×ヴァラクート、フィニッシャー2種、ピン刺ししている土地、名称カウントを稼げるかつ残り枚数が少ない土地
クロックを用意したいので死者の原野の誘発する可能性を少しでも上げましょう。ピン刺ししている土地をサーチするとそのまま敗北してしまうので必ずサーチしないようにしましょう。
以上です。
冒頭にもありましたが個人的なただの思考メモなため、有益なものになるかどうか正直自信はありません。タイタンシフトと青黒ライブラリーアウトに精通している人ならさらに良いサーチ先が出てくると思います。
夏の帳の収録により僅かではありますが相性が僅かながら改善されたマッチアップのため、考えること自体は無意味ではないのかな、と感じています(それでも1:9で不利のマッチアップですが…)。
今回の記事に関しては動きがあれば時間がある時に加筆修正を行っていきたいです。
それでは良いタイタンシフトライフを!